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日本人メジャーリーガー情報

アメリカン・リーグ

アメリカン・リーグ

東地区

松井秀喜 (ニューヨーク・ヤンキース)
ヤンキースのレギュラー外野手として、すっかり板についてきた松井秀喜。2006年オフに、ヤンキースと4年5200万ドル(約61億8800万円)で契約し、チームの期待も高まる一方だ。特に宿敵レッドソックス戦を得意とし、そのクラッチヒッターぶりが際立っている。しかし、WBC(ワールドベースボールクラシック)を辞退してまで臨んだ昨季だったが、悪夢の左手首の骨折でDL入り…。日本時代からの連続試合出場も1768試合でストップした。2007年は悲願のワールドチャンピオンに向けて、順調な仕上がりを見せており、万全な体調で臨むシーズン。レッドソックス戦での松坂との対決は全米が注目している。
井川慶 (ニューヨーク・ヤンキース)
井川慶 (ニューヨーク・ヤンキース)
井川も今季から念願のメジャーリーグに挑戦する。日本での実績は充分にあり、奪三振率では松坂をも上回る。また、「20勝、ノーヒットノーラン」など、松坂が達成し得なかった記録も残しているのだ。松坂と同じく、2006年オフにポスティングシステムを利用して、ヤンキースと5年2000万ドル(約23億6000万円)で契約。常に注目を浴びるヤンキースの一員として、プレッシャーに打ち勝つことができるだろうか。強心臓を誇る井川なら、必ずペティットともに左の先発要員として活躍できはずだ。
松坂大輔 (ボストン・レッドソックス)
松坂大輔 (ボストン・レッドソックス)
言わずと知れた平成の怪物。高校時代は、夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを達成するなど、規格外の投手として西武ライオンズに入団。150キロを超えるストレートだけでなく、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、カットボール、ツーシームなど多彩な球種を持ち、そのすべてが一級品と言われる。しばしば日本のエースとも言われ、2006年のWBC(ワールドベースボールクラシック)では3勝を挙げてMVPに輝いている。そして2007年、松坂はポスティングでのメジャー移籍を宣言し、レッドソックスが5111万1111ドル11セント(約60億円)で独占交渉権を獲得。6年 5200万ドル(約61億8800万円)で正式契約を結んだ。すでに松坂は、新人王の有力候補のみならず、サイヤング賞との声も上がっているなど、「日本からの最高の輸入品」として全米が注目している。
岡島秀樹 (ボストン・レッドソックス)
松坂とともに今季からレッドソックスに加わった岡島。特にメジャーリーグでは左腕が貴重とされ、その活躍が期待されている。変則的なフォームから繰り出す大きなカーブは、左打者の多いヤンキースを苦しめるだろう。特にレッドソックスは、強力打線と先発陣が売りであり、救援陣が弱点とされている。左のセットアッパーである岡島は、レッドソックスがのどから手が出るほど欲しかった存在なのだ。クローザーであるパペルボンへつなぐ貴重な左腕としてフル回転することになるだろう。
岩村明憲 (タンパベイ・デビルレイズ)
ヤクルト時代に最高で44本塁打を放った長打力と、器用で柔らかい守備力が評価され、デビルレイズと3年770万ドル(約9億円)で契約。2007年、岩村はルーキーとしてメジャーリーグに挑戦する。デビルレイズは、長い間低迷を続けているが、クロフォード、バルデリ、カズミヤーなど若手の台頭が著しくダークホース的な存在になりつつある。岩村との契約は、今季チームが勝負に出たことを伺わせる。日本人選手が多く在籍するア・リーグ東地区、松坂、岡島、井川、大家といった日本人投手との対戦も楽しみだ。
大家友和 (トロント・ブルージェイズ)
日本人メジャーリーガーの中でも、FAやポスティングではなく、マイナーから生存競争を勝ち抜いてきた珍しい存在。2000年には、マイナーで完全試合を達成し、2002年にエクスポズでローテーションを任され13勝を挙げる。2004年6月には、打球を右腕に受けて骨折。しかし、脅威の回復力で9月には再びメジャーのマウンドに戻るなど、その反骨精神は誰もが認めるところだ。今季は、新天地ブルージェイズでローテーションの一角を担う。マダックスを彷彿とさせる、絶妙なコントロールで二桁勝利が期待される。

中地区

井口資仁 (シカゴ・ホワイトソクス)
2005年ホワイトソックスと2年契約を交わし、主に2番打者としてホワイトソックスの地区優勝、さらにはワールドシリーズ優勝に貢献。その活躍は、オジー・ギーエンに「チームのMVPは井口だ」と言わしめたほど。また、2塁手としても天然芝にいち早く対応するなど、安定感のある守備を披露している。今季は6番に入り、ポイントゲッターとしての役割りを期待されている。本来の長打力を活かせる打順なので、一味違った井口が見られそうだ。

西地区

城島健司 (シアトル・マリナーズ)
2006年、日本人初のメジャーリーガー捕手として3年契約でマリナーズに入団。打率.291、18本塁打を記録した。18本塁打は、松井秀喜の1年目を上回るもので、本拠地セーフコフィールドの広さ考えると立派である。今季、城島自身は3割30本を目標に掲げているが、決して不可能な数字ではないだろう。また、2年目ということで、メジャーリーグに慣れ、投手陣の信頼も勝ち得たはずであり、フェリックス・ヘルナンデスら若手投手陣を牽引していく役割も担っている。今季は城島の活躍いかんによって、マリナーズが浮沈するといっても過言ではない。
イチロー (シアトル・マリナーズ)
押しも押されぬ、メジャーリーグ屈指のスタープレーヤーとなったイチロー。2001年のルーキーイヤーは、年間116勝という歴史的なチーム成績を残したマリナーズの象徴になり、首位打者と盗塁王、さらにはMVPや新人王といった数々のタイトルを獲得した。2004年には、ジョージ・シスラーの持つ年間最多記録を84年ぶりに塗り替え、シーズン262安打をマークして、自身2度目の首位打者を獲得した。また、2006年に開催されたWBC(ワールドベースボールクラシック)ではチームを牽引し日本を世界一に導いたのは記憶に新しいところ。レギュラーシーズンにおいても、6年連続で、3割、200安打、100得点、30盗塁、オールスター出場、ゴールドグラブ賞獲得、これらすべてを達成している。この数字を見れば分かるとおり、功走守すべてにおいてトップランクの選手である。今季は、マリナーズとの契約最終年でもあり去就が注目される。
大塚晶則 (テキサス・レンジャース)
2004年から2年間パドレスで、クローザーのホフマンにつなぐ貴重なセットアップとしてフル回転してきたが、2006年に3対3の大型トレードでレンジャーズへ移籍。シーズン途中からクローザーを務め、スプリッター並に鋭く落ちるスライダーを武器に、32セーブを記録した。しかし、今季はドジャースからガニエが移籍してきたため、セットアップに回らざるを得ないが、必ずクローザーとして登板する機会がくるはずだ。また、WBC(ワールドベースボールクラシック)でも日本のクローザーを務めたが、その時以来、ホフマンの登場曲であった「Hells Bells」を登場シーンに使用している。アメリカンリーグ西地区は、イチローと城島が所属するマリナーズとの対戦も多く組まれ、2007年も幾多の名勝負が生まれそうだ。

ナショナル・リーグ

ナショナル・リーグ

東地区

松井稼頭央 (コロラド・ロッキーズ)
日本人初の内野手として、2004年に初打席初本塁打で華々しくデビューを飾った松井稼頭央。その後、3年連続で開幕戦初打席本塁打という快挙を達成したお祭り男も、故障と天然芝の守備に悩まされ不本意なシーズンを送ることとなる。昨年途中、メッツからロッキーズに移籍して水を得たように活躍し、本来の輝きを取り戻しつつある。今季はロッキーズの正2塁手として、怪我なくシーズンを過ごしてもらいたい。

中地区

田口壮 (セントルイス・カージナルス)
1年目、2年目ともに、主にマイナーで過ごし、3年目はレギュラー獲得、そしてワールドシリーズにも出場。4年目はレギュラー格として出場機会を増やし、秋にはワールドチャンピオンに。名将といわれるトニー・ラルーサから全幅の信頼を置かれる存在となった田口だが、今季は正念場となる。再びワールドシリーズで活躍する姿を見てみたい。
桑田真澄(ピッツバーグ・パイレーツ)
1985年PL学園から巨人にドラフト1位で入団、1994年にはMVPに輝くなど 、その後の活躍は周知のとおり。2006年には、21年間在籍した巨人を退団して単身渡米、日本で173勝を挙げた右腕がメジャーリーグを目指すことになった。英語が堪能な桑田は代理人を通さずに自力で交渉し、パイレーツとマイナー契約を結ぶ。年俸は5万ドル(約590万円)で、メジャーに昇格した場合は65万ドル(約7670万円)となる。スプリングトレーニングで負傷し、出遅れるかたちとなったが、自慢のコントロールと伝家の宝刀であるカーブを武器に、まずはメジャーに昇格してほしい。

西地区

斎藤隆 (ロサンゼルス・ドジャース)
もともと、メジャー志向だった斎藤だが、念願かなって35歳でメジャーに挑戦。ドジャースとのマイナー契約だったが、オープン戦で結果を出し、見事に4月にメジャー昇格。その後も、敗戦処理から、貴重なセットアッパーに昇格し、毎試合の様にホールドを稼いだ。そして、5月下旬にはクローザーに指名され、リリーフ投手では両リーグ最多の107奪三振をマークする大活躍。まさにサプライズだった。オフには、ドジャースと年俸100万ドル(約1億1500万円)、プラス出来高払いで新たに1年契約。今季も名門ドジャースのクローザーとして活躍してくれるだろう。
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